【御礼】第3回男女共同参画交流会「FUETAさんの好きをあきらめない!」トークショー&ワークショップ
うがみんしょーらん(^^)/
第3回男女共同参画交流会 人気ハンドメイド作家FUETAさんによる「好きをあきらめない!トークショー&ワークショップ」が2月3日、奄美市産業支援センターにて行われました。
当日、会場は奄美市と株式会社しーま共催イベント「第3回あまみハンドメイドマーケット」も開催。女性を中心とした多くの来場がありました。
家事育児、旦那様のお仕事の手伝いと忙しいなかでも好きなものづくりを楽しみ、大切に育んできたFUETAさんの生き方に、共感したり感心したりと学ぶこと多数。
トークのあとはヘアゴムづくりのワークショップもあり、多くの人でにぎわいました。
■講師紹介

講師:FUETA(ふえた)。奄美大島在住のハンドメイド作家。大好きな布小物を中心とした製作を長く続けており、群島内委託販売店舗は10ショップを超える。「こんなものが欲しい」の声から生まれる作品はとにかく高い実用性と自称「布フェチ」のセンスが光るかわいらしさで、島内外で人気。4年ほど前から「大島紬を普段使いに」をコンセプトに「ぷち紬シリーズ」も展開中。
「第2回あまみハンドメイド大賞」(2018年2月3日/奄美市・株式会社しーま共催)にて「大島紬の蝶ネクタイ」で大賞、オーディエンス賞のW受賞。同年6月にはハンドメイドブランド「FUETA」のミニショップが雑貨店としてグランドオープン。
現在は同店舗を中心にイベントやネット販売などで作品を発表・販売しており、ファンを増やし続けている。
オンラインショップ…「FUETA(minne)」
ブログ…http://mimoa.amamin.jp/
店舗…「FUETA」奄美市名瀬港町15-1-3F(港町ドコモショップ向かいの紫のビル) ℡ 0997-52-8138
営業時間11:00~18:00 定休日:火曜日
|「好き」の気づき

トークショーはしーまスタッフ・麓卑弥呼編集長がFUETAさんに質問を投げかける形で進行させていただきました。
まずはFUETAさんがハンドメイドが「好き」なのだと気づいたときの話からスタート。
小さい時からものづくりが好きだったのだろう…と思いきや、その目覚めはずいぶんと遅咲きだったとのこと。
2人目のお子さんを産んだ42歳。出産の記念にと、マタニティ服を使ってリメイクをしたときに、その楽しさに気づいたといいます。
「そこからはとまらなくなって」とFUETAさん。
お子さんのために、当時流行っていた「たまごっち」のケースを手作りしたところ、「それかわいい!」とお友だちから評判になり、ネット販売してみると売れて、うれしくなったという経験も。
|「好き」が「仕事」になっていく

好きなものを好きなように作っていたなかで、いつからそれが「仕事」へと変わっていったのでしょうか。
「手作りしたバッグを下げて、雑貨屋さんに行ったら、それいいですね、と声を掛けられて」
ほめられたことのうれしさ。
自分が作ったものを認められたことの喜び。
お店に誘われるまま、手作りの品を置かせてもらえることになったそうです。
ここからの展開で驚いたのは、FUETAさんが当初から、「必ず納品できる体制」を念頭において動いていたこと。
旦那さんのお仕事の手伝いや家事育児で忙しいなか、思うように自身の製作ができないことをあらかじめ予測し、お手伝いの方をお願いしていたのだとか。
ハンドメイドって、主婦の方が家事育児の合間にしていることも多く、どうしても「自分のできる範囲」での製作にとどめがち…という認識でした。
だから、「仕事として受けるからにはしっかりと」というFUETAさんの責任感、遂行力に驚きを感じました。
また、その後、知り合いから内祝いに大量の発注が舞い込み、到底一人では仕上げられない数でしたが、確保していたお手伝いの方と協力して納品完了。
「たくさんの人に私の作品を手にしてもらい、知ってもらえる機会になった」
プロとしての責任感を持つこと。
自分のできる範囲を正しく認識し、対策を怠らないこと。
そして、チャンスは逃さないこと。
FUETAさんがほかのハンドメイド作家さんと少し違う理由は、当初から彼女のなかにしっかりと当たり前にあったのだなあと感じました。
|「好き」と「やるべきこと」

http://mimoa.amamin.jp/e707352.html
作家として仕事をこなすようになってからも、彼女が持つ大切な役割は変わりません。妻であり母であり、嫁であり娘でもあること。
作品を作ること以外にこなすべきたくさんのことがあるのです。
好きなものは好き。でもやるべきことがある。
女性なら誰もが共感する部分があるのではないでしょうか。
そのことについて、FUETAさんはこうおっしゃっていました。
「やらなければいけないことはないがしろにしない。きちんとやったうえで、自分の好きなことをする。だから、ハンドメイドの優先順位って、私のなかで実はすごく低いんです」
例えば、「子供のPTA役員は必ず引き受ける」
忙しいがゆえに、ついつい学校の仕事はパスしてしまいがちなのを逆手にとって、
「役員になっていれば必ず参加するでしょ。そこだけは守ってきました」とFUETAさん。
「抑えるべきところは抑える。間違えた選択をしないこと。これが大事」
すごくわかります…!(←私自身、日々の選択に迷うこと多数のため)
好きなことをしたいからこそ、ほかのことを優先してがんばるということ。
家族あっての自分なのだということを忘れてはだめですね。
|「好き」からつながった今
そうして、紆余曲折ありながらも続けてきた創作活動の末に、2018年、あまみハンドメイド大賞を受賞。
受賞作品の大島紬の蝶ネクタイはその技術はもちろん、色柄の組み合わせのセンス、また作品としての魅せ方なども高い評価を得ました。
そして、またひとつ、新しい挑戦もスタート。
手狭になった製作スペースを求めて部屋を借り、結果的に工房だけでなく作品の展示販売もすることに。
「お店を出すことが目標だった、と思われがちですが、決してそうではないんです。逆に、お店だけは決して持ちたくない、と思っていたほど」とFUETAさん。
しかし、製作の拠点となっている工房は消費者や他の作家とのコミュニケーションの場所にもなりました。
工房は心地よくて、FUETAさんを訪ねると、スタッフの方や作家さんともついつい話がはずんで長居してしまうほどです。
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「そのときそのときで、状況は異なる。
その家、その人の状況にあった、一番よい選択をすることが大切」とFUETAさん。
子育て・家事・旦那様のお仕事の手伝いなど、、、、どんなに忙しくても自分の「好き」を大切にしてきたFUETAさん。
何に対しても『きちんと生きる』ということを忘れず取り組んできたからこそ、続けてくることが出来たのだそう。
同じ女性として私もFUETAさんのようにきちんと生きていきたい、結婚して母になっても「好き」なことを見つけて自分なりに頑張りたいと思いました。
|子どもたちの笑顔いっぱい!ヘアゴムづくりが大盛況
トークショーの後は、FUETAさん直伝!かわいいくるみボタンのオリジナルヘアゴムづくり♡

親子連れですでに満席!
小さいお子さんもいたことから、FUETAさんが「はい、右手にまず布を持って~」と順番に指導。

お父さん、お母さんと一緒にたくさんの子供たちが一生懸命取り組んでくれました♪

お母さんにサポートしてもらいながら、一つずつ丁寧に(^^)
好きなところにビーズを配置して、一つ一つ針を通して縫っていきます。

真剣な表情がかわいい♡
どんなヘアゴムが出来るのかな~

縫い終わったら、型に布をはめてぎゅっと押し込んだら完成~!
できたー!!!

一生懸命作ったヘアゴムとパシャリ。

みんなとっても上手にできました◎

嬉しくて早速つけてくれた子も(^^)
子どもたちだけでなく、お父さん・お母さんもみんな笑顔で作っている姿が印象的でした。
トークショー&ワークショップを引き受けて下さったFUETAさん、トークショー&ワークショップ」にご参加くださった皆様ありがとうございました!
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